興収400億の先輩が後輩に贈る遺言
こっちにおいで最後に少し話をしよう
思い出した事があるんだ昔の夢を見た
時に俺の生家煉獄家に行ってみるとい
い歴代の炎柱が残した手記が有るはず
だ父はよくそれを読んでいたが俺は読
まなかったから内容は分からない君が
言っていた火の神神楽について何か記されているかもしれない
煉獄さんもういいですから呼吸で止血して下さい傷を塞ぐ方法
はないですか?無い俺はもうすぐに死ぬ喋れる内に喋ってしま
うから聞いてくれ弟の千寿郎には自分の心のまま正しいと思う
道を進む様に伝えて欲しい父には体を大切にして欲しいとそれ
から竈門少年俺は君の妹を信じる鬼殺隊の一員として認める汽
車の中であの少女が血を流しながら人間を守るのを見た命を懸
けて鬼と戦い人を守る者は誰が何と言おうと鬼殺隊の一員だ胸
を張って生きろ己の弱さや不甲斐無さにどれだけ打ちのめされ
ようと心を燃やせ歯を食いしばって前を向け君が足を止めうず
くまっても時間の流れは止まってくれない共に寄り添って悲し
んではくれない俺がここで死ぬ事は気にするな柱ならば後輩の
盾となるのは当然だ柱ならば誰であっても同じ事をする若い芽
は摘ませ無い竈門少年猪頭少年黄色い少年もっともっと成長し
ろそして今度は君達が鬼殺隊を支える柱となるのだ俺は信じる
君達を信じるハッ母上俺はちゃんとやれただろうか?やるべき
事果たすべき事を全う出来ましたか?立派に出来ましたよ
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