『日経エンタテインメント!』2012年12月号
小林靖子「脚本のこだわり」
(1)尺に収めるため膨大なエピソードを効果的に整理
(2)原作の名セリフは文字数ひとつ変えずに使用している
(3)原作通りのセリフ回しで声優が『ジョジョ』キャラになりきる
津田尚克「演出のこだわり」
(1)ヒット作品連発の制作会社とタッグを組んで重厚な原作を再現
(2)エンタテインメントとアバンギャルドの絶妙なバランス
(3)ナンバーワンではなくオンリーワンのアニメを目指す
脚本上ではセリフの『ッ』まで同じ数を書いている。
シナリオ会議ではディオの「UUURrrrYYY!!」の「R」をみんなで数えたりした。
声優陣はみんなジョジョファンで心強い。なお、ジョジョ第1部のアフレコは既に終えており、
最後のアフレコでは、興津さん(ジョナサン役)は感極まって、ぐっと涙ぐんでいたらしい。
脚本の小林さん曰く、第1シリーズの後半に「ある人物の背景を少しだけ膨らませた」との事。
ジョジョアニメが第8部まで制作が続く可能性があるのか? という質問に対し、ディレクターの津田さんは、
「7部は馬のレースシーンが大変そう。アニメ業界で、馬を描くのは鬼門なんです。
それ以外のシリーズなら(笑)、ぜひやりたいです」と回答。
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