ソードアート・オンライン　その３

>>42>>44
それが小説とアニメという媒体の差だよ。

小説には叙述トリックというものがある。
今年はじめのアニメにあったアナザーが叙述トリックが大ネタとなってる物語なんだけど、
あれも「先生と主人公の叔母さんが同一人物だ」というのをあえて作中で「書かない」事でトリックが成立している。
作中のキャラクターたちは先生＝叔母さんだと普通に知っているんだけど、読者に対して文章で説明してないので「読者だけが知らない」という状況をつくりだし、それを利用してトリックをしかけていた。

SAOも同じ。
小説という媒体なら「書かない事で読者に情報を与えずにすむ」ような事でも、アニメでは「描かない」というわけにはいかないので難しい。
小説では背景を説明しない（つまり主人公達が今どこにいるのかを読者に教えない）というのも自然に出来るが、アニメでは急に背景がぽーんと真っ白になったりしたら「絶対におかしい」とおもわれちゃうだろ？ｗ

最初はダメージ表記があったのに、今回の事件中だけそれが無くなったら、視聴者は絶対に気付く。
小説では出来て、アニメでは難しいってのはそういう部分。

逆に言えば小説ではまったく問題なく成立してた話なのよ。

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