前スレ最後の『托卵』の話は間違ってますよ TV作品の中で言ってることであってます
ホトトギスなどのカッコウの仲間が卵を産み付ける際はウグイスなどの仮親(托卵される方)の卵を1つ銜えて外に出し1つ産みます
この間わずかに数秒です 仮親に姿を見つけられてしまうとまだ産む前の状況では仮親に執拗に追いかけられてしまいます
産む側も卵を<まだ>産まないように必死でこらえながら逃げ回ります(1度見つかるとその巣ではもう托卵できません)
たとえ産むのには成功しても巣から逃げる時に見つかると産んだ卵は仮親に捨てられてしまいます
また万が一仮親の卵を銜えだすことができなかった(卵の数が1つ増えている)場合も同様に捨てられてしまいます
(増えたものは<異物>として認識されるようです 数が数えられるみたいです)
托卵されないように必死に守ってる仮親側も托卵する側もかなりシビアな攻防を繰り広げています
次に托卵に成功した後の話ですがこれは前スレ最後の話でほぼあってます
実は托卵した側の卵は仮親側の卵より早く孵化する(抱卵日数が短い)ようになっていて
先に孵った托卵した側のヒナが残りのまだ孵ってない仮親側の卵を1つずつ全部巣の外に押し出してしまいます
托卵した側のヒナの背中には突起があって卵をその突起で掬うようにして背中で押し出し易いようになってます
また托卵するタイミングが遅かったため仮親側のヒナが先に孵ってた場合もそのヒナを背中で押し出してしまいます
万が一ヒナを押し出すことができなくても托卵した側のヒナは仮親側のヒナと比べて口がかなり大きく開くようになっていて
更にくちばしの周りが目立つように黄色く縁取りされてたりして仮親が運んできた餌をより多く貰えるようになってます
このようにして多くの餌をもらって早く成長して最終的には体力勝負で仮親側のヒナを押し出します
ここまで書くと托卵するホトトギスなどのカッコウの仲間が悪者になってしまいますが
逆にいうとここまでやらないと彼らは生きて(子孫を残して)いけないのです
最後に もし原作の方の話で前スレ最後の説明のように書かれているとしたら
それは原作者が解釈ミスをしているということになります
長々とスレ汚しですみませんでした
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